スリール株式会社様 研修講師

スリール株式会社様 研修講師

2015年10月25日

コラム

講演・研修
こんにちは、ゆうじです。
9月19日にメンバーの裕三とスリール株式会社様の研修に講師として参加してきました。
(僕はただの付き添いでしたが。。。)

スリール株式会社様は、「誰もが笑顔で自分らしい人生を生き、笑顔で子どもを生み育てられる社会」を目指し、日本初家庭内インターンシップ「ワーク&ライフインターン」などの事業を展開されている企業です。今回お話させていただいたのはそのインターン生の方々です。当日は40名程いらして大半が女性の方でした。

今回は「あるがままに生きたい僕たち」に、「自分らしく生きることを目指すスリールさん」から講師の依頼をいただく運びとなりました。

講演・研修

まずはセクシュアルマイノリティについてお話しをさせていただきました。
・セクシュアルマイノリティはLGBTだけに限られないこと。
・場合によっては当事者の意識はグラデーションのようにあいまいであること。
・セクシュアルマイノリティは人口の7.6%ほどいると言われていて、左利きやAB型の割合と大差ないこと。
・スペインやアイスランドでは、65%程度の人が自分の身の回りの人間関係にセクシュアルマイノリティがいると答えるが、日本では5%程度しか認識がないこと。

生徒さんはセクシュアリティがグラデーションのようにあることや、世の中には意外と高い割合でセクシュアルマイノリティがいることに驚かれている方が多かったように思います。
一方で、身近にセクシュアルマイノリティの知人がいる人は10人ほどもいて、逆に思ったより多いことに僕らが少し驚かされました。(本日は若い女性の比率が多かったからカミングアウトされる機会も全世代に比べて多いのかもしれません)

その後は対談形式で裕三からセクシュアルマイノリティとして自身と向き合いながらも、どのように「なりたい自分」になってきたかを、お話しさせていただきました。

自分をうまく受け入れられず、誰にも話せず、自分を抑圧していた時期は、「モノクロの違う人の人生を生きていたみたいだった」と彼は振り返ります。

自分と向き合い沢山の葛藤をした末、大切な人へカミングアウトをして自分が受け入れられた時に、世界が鮮明に色を取り戻し、そこから自分の人生が動き出したように感じたそうです。

もちろん、どんな時でもカミングアウトがすることが必ずしも正しいわけではありませんが、彼はそこから大切な人や世の中との関係を新たに再構築することができ、あるがままの自分として生きるようになったようです。

その中で大切だったことは、常に諦めず願い続けること、そして思い込みにはまらないことだと言います。たとえ不安に押しつぶされそうな時期でも、明るい未来を信じて行動をしてきたこと。そしてカミングアウトしても受け入れられないとか、大変なことになるという思い込みを捨てて行動できたこと。(実際、悪い意味での反応はたいしてなかったそうです。)
それが願ったものを叶え続けてきた今に繋がっていると語りました。

生徒さんたちはとても積極的で次々に質問の声があがり、思わず時間を越えて色々な話をしてしまいました。このような機会のおかげでセクシュアルマイノリティに偏見のない方々が少しずつ増えてもらえれば、とても嬉しく思います。

これから何者にもなれる学生たちの人生に向けて、少しでも勇気の足しになればと思います。どう生きたいか、どう生きていくか。
できるだけ自分に嘘をつかず、あるがままの自分としての人生を歩むことを願っています。

【講師:裕三】
フルカミングアウトしているオープンゲイ。
バブリングではカミングアウト事業とファンドレイジングを担当。メンバー最年少で雰囲気はゆるふわだけど、ディスカッションが始まるといちばん強くて鋭い。怖い。生業としては大学生を対象とした就職支援を行っており、講演や研修、プレゼンが得意。

【記事:ゆうじ】
まだカミングアウトの経験は少ない小心者ゲイ。
でも最近隠すのが窮屈に感じてきて、いつ言おうかとウズウズしている。バブリングではコミュニケーション事業とファンドレイジング、経理を担当。生業としては上場企業の会計財務を取り仕切っていて割と真面目ではあるが、風貌と振る舞いでそう思われないのが悩み。

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