そだちとすだち

そだちとすだち

2017年2月7日

コラム

2017年の始まりとともに、新たな取り組みをスタートさせました。

そだちとすだち
http://sodachitosudachi.com

そだちとすだちは、児童養護施設、里親などのもとで生活した経験のある方を対象としたインタビューサイトです。

実の親に代わって社会(児童養護施設や里親など)が子どもを育てることを「社会的養護」といいます。

タイガーマスク運動、オレンジリボンキャンペーン…ここのところ、子どもの貧困や虐待などの問題、社会的養護の子どもたちの存在が、少しずつ世間に知られるようになってきました。

困難な状況に置かれている子どもの状況が明らかになるにつれて、法整備や諸制度改革が進められ、企業やNPOなどの支援活動も活発になっています。

ここで、一つの疑問が浮かびます。

――当事者の声はどこにあるのか。

社会的養護の業界では、法整備や諸制度、支援活動のデザインに、当事者が参画することはほとんどありません。当事者の不在のまま語られる「あるべき姿」に違和感を抱きました。

当事者にとって、意見を表明することは簡単なことではありません。言語化する術を持ち得ていなかったり、辛いできごとを過去に置き去りにしていたりするからです。

彼らは、自身の育ちをどのように評価しているのか。
施設や里親のもとを離れる際、或いは離れたあと、どのような困難や支援があったのか。

今、困難な状況に置かれている子どもたちにより良い支援を提供するためには、当事者の声に、丁寧に耳を傾け、それを発信する必要があるのではないかと思うようになりました。

そだちとすだちでは、親とはなれて生活した経験のある、30歳前後までの方にお話を伺います。

彼ら・彼女らが何を語るのか、ぜひ皆さんに見守っていただきたいです。

–WriterProfile—————————————-
NPO法人バブリング 川瀬 信一(かわせ しんいち)
1988年生まれ 男性
セクシュアリティ:ヘテロセクシュアル
中高校時代、里親家庭、児童自立支援施設、児童養護施設で過ごす。
大学・大学院修了後、中学校教員。
2015年より、自身が育った自立支援施設に教員として勤務している。
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