「ノンケに見えないねー」

初めて会うゲイの友達や、数回しか行ったことのない二丁目のゲイバーでも、大抵言われます。
それは人より声が高かったり、モミアゲとヒゲが繋がっていたり、派手好きだったりするから、と自分では分析しています。ここでのポイントは、ゲイに見えることは褒め言葉ということ。

初めまして。既婚者で３歳の息子がいる、まつろーと申します。
ヘテロセクシュアル(異性愛者)です。
バブリングではコミュニケーション事業部と広報、ボランティアマネジメントを担っています。

バイト仲間だった当代表の網谷にカミングアウトされてから、もう15年。
予約人数を割り込んでしまう程のオフ会が、最終的には100人規模の大きな飲み会へ。
そして「ジェンダーフリーで友達の友達と友達になる」200人規模のイベントへと成長し、その間に自分は何人もの人と繋がり、のべ100人以上のゲイ友達と酒を交わしました。

自分にとって出会ってきたゲイ友達は「無敵の存在」。
それは男性なのに女性の感覚や気立ての良さを兼ね備えているから。
加えて話をすれば底抜けに面白く、お洒落や流行にも敏感で、自分を磨くことに余念がない。

そんな心から魅力を感じるゲイ友達にも、共通して立ちはだかる大事な壁があります。

「カミングアウト」

仲間たちとバブリングを設立してから、この言葉と何度も真正面から向き合いました。
自分自身が当事者ではなくても、好きな友達たちが直面することを想像しながら。

そんな自分は昼間、教員の仕事をしています。
相手にするのは思春期、真っ只中の男子高校生たち。
その生徒たち約30名1クラスの中に、1名ないし2名は確率的にいます。

去年から受け持つクラスの１つに、ゲイがいて、トランスジェンダーがいて、最近になってバイセクシャルかもしれないという生徒も現れました。

そんなバラエティ富んだクラスに出会えているのも、毎年必ず一回は同性愛の話を授業の中に入れ込むからですが、バブリングを始めてから流れがより加速している感覚を持ちます。

今までとは異なる流れを引き寄せているバブリングとの関わり。

仕事では先生、家族の中では夫であり、お父さんでもある中で、さらにバブリングという立ち位置が増えました。

時間的な制約や身体的精神的な負担もないと言えばウソになりますが、それを吹き飛ばして余りあるくらいに他のメンバーは個性豊かで魅力的です。
それはきっと普段の職種や仕事内容が異なること以外に、同じ方向を見て活動をしているから。

そして、ふと気付く度に限界を超えて成長している感じがします。

そんなバブリングがメンバーと共にお送りする

「1011 ‐カミングアウト コレクション‐」

いよいよ10月11日（日）カミングアウトデーに開催します！
いつもは日曜夜だけのバブルバーも同日昼の13時からOPENしますのでイベントの後は是非バブルバーにお越しください。

カミングアウトデーのバブルバーでは、イベント会場とはまた違った形での企画をご用意しています。イベント会場で感じた事を、バブルバーでお聞かせいただけると嬉しいです！

■バブルバーは13：00～23：00まで！

①しゃべりBar（時間限定20時から）
バブリング代表：網谷、現役高校教師：まつろー、
ブリッジフォースマイル元インターン生：べっぷ
②写真で見るカミングアウトストーリー
③展示コミック・BLためし読み
いくえみ綾/中村明日美子/羅川真里茂/他
④セクシャルマイノリティに触れる映画50本

※当日のみノーチャージ＆ワンドリンク￥500
※イベント会場で配布のチラシをお持ちの方は2杯目を無料！
（無料サービスのドリンクは鏡月または角ハイボールとなります）

【バブルバー】
日　　時：2015年10月11日（日）
OPEN 13:00
住　　所：東京都 新宿区歌舞伎町1-1-9 G2通り
1ドリンク：500円(ノーチャージ)
http://npobr.net/bubblebar

【1011-カミングアウトコレクション-　イベント開催概要】 　
日　　時：2015年10月11日（日）
OPEN 13:00／CLOSE 19:00
会　　場：KATA（恵比寿駅より徒歩5分）
住　　所：東京都渋谷区東3-16-6 LIQUIDROOM 2F
チケット：事前 1,000円　当日1,500円
http://1011-2015.peatix.com/