柔軟そして沈静

柔軟そして沈静

2019年7月27日

メンバーコラム

こんちには、まつろーです。今日はグレーにまつわる話をします。

グレーすなわち灰色。色としての性質を調べてみると、柔軟色や沈静色といった効果があるようです。さらに明るければ白の、暗ければ黒のイメージ効果が加わるそうです。

実は、この4月から中高一貫の女子校勤務になりました(好きで職場を変わっている訳ではありません…)。中学1年の担任を受け持っていますが、底抜けに明るい生徒もいれば、逆に中1とは思えないほど落ち着いている生徒もいます。ただ、その中間にあたる生徒もいますし、白・黒・グレーに分類しにくいフワフワとした生徒もいます。

担任をする際の目標のひとつとして、クラスにいる10割の生徒に受け入れてもらいたい気持ちはあります。ただ、そこは教員と生徒の関係の前に同じ人間です。これまでの経験上、2割は「先生!先生!」と寄ってきてくれる生徒、もう2割は何をしたワケでもないのになぜか「ふん!」と好いてくれない生徒、そして残りの6割は『可もなく不可もなく』、われ関せずの生徒に分かれます(いつも不思議に感じます)。

われ関せずの生徒を仮にグレーとするならば、他の色との協調性が高くどんな色にも馴染み自己主張せず、周囲の色を引き立てる調和の色です。要は、こちらの持っていき方次第で生徒同士の橋渡し役になってくれますし、担任の良き協力者になってもくれます。

白か黒かをハッキリ決めなくてはならない、そんな時もあります。逆にグレーにしかならない、グレーがちょうど良い時もあります。教育という仕事を鑑みると、すぐに効果が出ることもあれば、何十年先になることもあるでしょう。『待つ』という意味でのグレーもあります。いくら指導が大変な生徒がいても、一言の「ありがとう」で全ての苦労が一瞬で吹き飛ぶこともあります。

グレー画像-4

大人として、グレーを上手に使うことが肝要だろうと感じます。自分の息子も、この4月で小学生になりました。教育を生業にしているからといって、父親として優れているかというとそんなことはありません。何をすべきか、自問自答の日々です。

生徒と向き合い、息子と向き合い、もちろん自分とバブリングとも向き合いながら、いい意味でのグレーさを持てればと考える次第です。加えて、これを読んでいただいている方の中に一石を投じ、グレーについて少し立ち止まって物思いに耽るタイミングを提供できれば幸いです。

関連記事

Topics


メンバーコラム

不安な僕②
不安な僕②
~中学生時代の不安障害~

2020年9月15日

メンバーコラム

不安な僕①
不安な僕①
僕は強迫性障害というものを抱えています。強迫性障害とは、戸締りや火の元が不安にな...

2020年5月27日

メンバーコラム

“5”
“5”
2020年よりバブリングはMISSIONを『大切な人へのカミングアウトを応援する』から『じ...

2020年4月19日

メンバーコラム

白日
白日
「時には誰かを 知らず知らずのうちに 傷つけてしまったり 失ったりして初めて 犯した...

2019年10月7日

メンバーコラム

あなたのためだから
あなたのためだから
こんにちは。こいけです。 人間関係を深めたいと思う人と一緒にいると、もっと笑って...

2019年9月26日

メンバーコラム

『らしさ』の呪縛?
『らしさ』の呪縛?
こんにちは。ひろふみです。 まだ僕が物心のつくちょっと前、口が悪いことで有名なシ...

2019年9月9日

back to top