曖昧さをうたう色

曖昧さをうたう色

2019年6月28日

メンバーコラム

 こんにちは、網谷です。久しぶりのコラムはドラマの話から。
 
 2017年1月期のドラマ『カルテット』は、共同生活を送る4人のうち、男性たちが当たり前のように家事をこなし、女性たちは仕事をするかゴロゴロするかしていて、ジェンダーロールを敢えて典型の逆にしているように見えていました。
 主題歌である『おとなの掟』では、「自由を手にした僕らはグレー」と歌われており、ドラマの内容を深読みさせるような、さらに彩るような役割を担っていたように思います。

 2018年1月期のドラマ『隣の家族は青く見える』では、多様な家族が描かれていて、私たちバブリングにも身近な、不妊治療中の夫婦や同性カップル、ステップファミリーを中心とした物語になっていました。
 その主題歌はMr.Childrenの『here comes my love』で、歌詞のなかには「答えはきっとグレーだ」という言葉があり、コーポラティブハウスに住む登場人物たちを繋ぐ色のような印象を受けた覚えがあります。

 世のなかの多くのことがゼロかイチ、白か黒だけでは分けられず、グラデーションのなかにあることを私たちは本当は知っていて、その表現のひとつとして『グレー』が歌われるようになってきたことは、ポジティブな流れだと私は受け止めています。

グレー画像-2

 そんなきっかけもあって、今年度10月のカミングアウトデーイベント『イチゼロイチイチ』のテーマは【グレー】に決まりました。幾つかの切り口でグレー=概念や事象の曖昧さについて皆さんと一緒に考えられる機会に、またそれぞれの人のなかにある様々なグレーに改めて気づける機会にしたいと考えています。
 その時間が、バブリングのVISIONである「ありのままの自分を表現することができ、あるがままの他者を受け入れることのできる強く寛容な社会」へと繋がるのではないかと思っておりますので、是非ご来場ください!

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