BUBBLE BAR営業日誌
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2017年4月9日の営業日誌
うちあけられるひろふみです。
9日は4月に入って2回目のバブリングバー。この日はWEBを見て以来お越し頂いている方、そしてバブリングスタッフとそのご兄妹など多くの方にご来店頂き、飲み物とお話が楽しく進む日となりました。
身内の話になってしまいますが、来店していたスタッフは家族へのカミングアウトを妹さんに相談すべく、妹さんとバブリングバーに来ていました。難しいテーマだけに、すぐに答えが出るようなものではないのだと思いますが、相談できる家族がいるというのは心強いのだろうなと思います。
僕の周りにも両親には伝えられていないけれど、兄弟は知ってくれているという友人は多く、個人的にはうらやましく思ったりもします。
「バブリングバー」はそんな身近な方との打ち明け話の場にして頂いてもいいですし、なかなか身近な人には言えなくて、という方はぜひバースタッフに話しかけてみてください。
話すだけでも肩の荷が降りることだって、結構ありますからね!
次週も皆様のご来店お待ちしております。 -
2017年4月2日の営業日誌
親のありようすぐ近所の花園神社もだいぶ桜づいてきてすっかり春です。こんにちは、ゆうじです。
本日は教育についてそれぞれの思い入れがある客さんやスタッフが多い1日でした。
その中でも印象的だったのは、発達障害の子供達の支援事業に携わってる若者のお話でした。
発達障害は小さい頃の早期発見と対応がとても大切で、その頃にケアできたことが、子供が成長した時に大きな差がでるようです。ただそこで障壁になるのが親の理解や寛容さの低さで、その子のケアよりも親のケアの方が何倍も大変だとのことでした。
以前一緒に仕事をしていた、やる気と得意領域はあるのに、いわゆる典型的とされるケースで空回りばかりして、まわりとよく摩擦を生んでいた部下のことを思い出しました。生きづらそうしながらも本人が症状を認識していなかったので、しょうがない部分もありますが、本人の自己認識と自己開示があって、周囲の理解と寛容さがあればもっと彼の強みを活かせたかもしれなかったと時々思い返します。
発達障害に限ることではないですが、せめて子供の頃にその個性気づいてあげられたなら、その個性やその子自身を肯定してあげられるような親や社会のあり方がもっと進めば良いなとつくづく思います。
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2017年3月19日の営業日誌
今日のお話こんにちはカズキです。
今年も早くお陰様でもカレンダーを捲ること
3回目となりましました。
今回は
「職場での生活」「セックス」についてお客様と語り合うことができました。
自分の理想と現実のギャップへの向き合い方。理想への期待と希望の違いは無意識に固められた固定概念から生じるものであり、それを覆すものは感謝であるのではないか??
セックスの位置づけの差異が及ぼすパートナーへの不満がいずれ別れを切り出す、それを防ぐためには互いの不満を常に話し合い問題解決型的会話に重点を置き、話し合う事ではないか??
など普段考えた事のない事を議論的に話し合い、バーのコンセプトである「思わず世界が広がる」に合致している。と感じる事ができました。と同時に「その考え方素晴らしい」と再び明日に夢を持つ方々の声を聞け、私も励まされました。
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2017年3月12日の営業日誌
こうあろうこんにちは、小池です。
本日のバブリングバーではお客様と「教育支援」「仕事のやりがい」「らしく生きるということ」「自分自身とは?」などといったお話をしました。
他者の意見を受け入れ、また自分の理想に「こうあろう」と求めるあまり自分自身を見失うことは、真面目な人にこそ現れるのかもしれません。
自分らしい人生を歩むその速度や、歩く靴の見つけ方は人それぞれ。そのためには「話す」ということが大切なのだと感じました。
あなたがあなたらしく生きることができますように。
私も、私らしく生きていきたい。
お互い頑張りましょうね。 -
2017年2月26日の営業日誌
ひきこもりは地獄です。ヒロシです。
「ひきこもりは地獄です」
今日来てくださったお客様の言葉です。
兄の16年間にわたるひきこもり、そしてご自身も高校時代にひきこもりとなった体験から2人とも社会人として働くまでになったリアルな話を聞かせてくれました。
ひきこもりだった当事者の話をこんなにもストレートに聞いたのは初めてで衝撃でした。
そんな彼は今では自分から好きなことを発信するまでになり新しい世界を知り、とても生き生きしていました。
月一ですがカウンターに立っていると色々な人生に出会えます。それは誤解を恐れずに言えば自分の人生を豊かにしてくれるし、一歩前に進めてくれます。
誰にも話せないけどバブルバーなら思いがけず話せる場所、これからも目指します!
ぜひお越しください。 -
2017年2月19日の営業日誌
お互いにこいけです。
「お互い、幸せになろうね」と、1度目に言われた時には即答が出来ませんでした。
本日はお客様と互いのマイノリティな部分を出し合うことによって「カミングアウトの在り方」「当事者の共通性」「多様性を受け入れる子供を育てることの大切さ」「大人の立ち位置」「幸せを追求するということ」「自分自身の壁を乗り越えた時、壁なんてなかったことに気づくのかもしれない」など様々なテーマで深いお話が出来ました。
姿形・タイプは違えど、同じマイノリティ当事者同士だと心持ち・悩み・コンプレックスの位置などに共通点があり、異なっても背負うものがある者同士で話すだけでも、支え合うことができることを実感しました。
そして親・教師の立ち位置。
心配してくれる気持ちはとてもありがたくて「傷つかないように」「辛い思いをしないように」と話してくれたことが足枷となる場合もあり子供の立ち上がる力や挑戦する心をもっと汲み取って帰ってきた時に居場所として見守ってくれればそれで良い「やってみよう」というチャレンジ精神を、先ずは応援していただきたいです。
話せば話すほど深く、自分自身の価値観も変えてくれそうな、素晴らしい出会いでした。
「お互い、幸せになろうね」
2回目は私から。自分の求めるカタチで幸せになろうね。幸せにならなきゃね。単純じゃないその言葉の、深く深く強く暖かい意味がわかったような気がしました。 -
2017年2月5日の営業日誌
深めたりひろげたりバブルバーのカウンターに入って4回目。少しずつお酒も作れるようになってきました、あつのぶです。
今夜のお客様は1組でしたが、早くからご来店頂き、クローズまで過ごされました。お客様の中には、バブリング代表の網谷と高校の同級生という方もいらっしゃいました。
話題は多岐に及びましたが、「人種差別」と「家族の在り方」についての話は特に盛り上がりました。
お客様は海外生活経験があり、人種差別をされる側、そしてする側になったこともあるとのことでした。差別をせざるを得ない状況でもあったようですが、今となっては後悔されていました。
また、家族の在り方は、血の繋がりが基本とされる中、これからの時代はそれだけでは上手くいかないのではという疑問を持たれていました。
人は生まれ育った環境によって、様々な考えや思いが築かれるということを改めて感じました。そして、私自身、お客様との出会いを通して、その考えや思いも変わっていくということを実感しました。
出会いによって、自分自身を深めたり、広げたり…。それが担える場所の一つが、バブルバーとなるように頑張ります。 -
2017年1月29日の営業日誌
それぞれのあり方で和装を着てお迎えするのが楽しみな俊介です(笑)
みのる、ヒロシ、俊介のコミカル三人衆でお届けした一夜。20時過ぎくらいから一気に混み始め、カウンターは満員御礼。
そのなかで常連さんから一言。
「思わず世界が深まるといっても、深さによっては、人の話を受け止めきれるかもしれない」と、率直なご意見を頂きました。
私個人的には、お客さま同士だけでなく、スタッフの受け止め方によって、それがクッション材のような役割を果たし、その場が素敵な形で深まるようになれたらいいな、と思っています。
スタッフの力量と、お客さま同士の化学変化と、様々な要素があってこそ、「深まる」のかもしれませんね。
素敵なひとときを過ごせるように、今後も精進していきたいな、と思いました。 -
2017年1月22日の営業日誌
深まりましたひろふみです。
今年3回目の今夜は、網谷、ゆうじ、ひろふみのオトナの男3人がしっぽり楽しく(?)お届けするバータイムでした。
お客様は4組。大入り満員とはいきませんが、からーず。常連のお客様から飛び込みでいらしたお客様まで、幅広くご来店頂きました。ゆっくりお話しできて、『思いがけず世界が深まる』度が高いのはこういう日のいいところ。いつもいらして下さるお客様とも、この日はいつもよりもう少し、深まったお話ができて嬉しい一日でした^^
それから通りを歩いていてご来店してくれた同級生の男女のお客様、するどい観察眼で僕たちがゲイ3人なことを瞬時に見抜かれました(笑)お友達にもレズビアンの方がいるそうですが、この日は偶然のご来店。初めてお会いしたにも関わらず色々なお話を聞かせて頂き、なんだかうれしかったです^^
思いがけず世界が深まるバー。毎週日曜日、新宿ゴールデン街でお待ちしております! -
2017年1月15日の営業日誌
広がっていくこんにちは、裕二です。
今日はお客さんは3組だけだったので、ゆっくりとした時間の中で皆さんと話しこめた夜でした。
昨年、両親にゲイであることをカミングアウトをした時のことを話していただきました。その時は手が震えるほど緊張したけど、両親にも受け入れてもらえて、それから自分がやりたいことに、あまり恐れることなく挑めるようになってきたという話は、とても心に残りました。安心できる場所があることで頑張れることは素敵なことだと思いました。
実際にその方が取り組まれているイベントは、話を聞いているだけでワクワクしてきて、周りのお客さんも興味津々でみんな行くって盛り上がってました。きっと上手くいくと思います。
バーがきっかけで世界観や人間関係が広がっていくのを目の当たりにすると、とても嬉しくなります。
来週も楽しみです。
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2017年1月8日の営業日誌
新年 おめでとうございます。みのるです。
皆さんはどんな年末年始を迎えられましたか?昨年残念ながら出来なかった心残りや、来年は絶対にやってやるぞという新しい目標を持って新年を迎えた方も多くいると思います。
バブルバーも昨年の反省や新たな方針を踏まえて目標を策定しています。わざわざ発表する類のものではないので書きませんが、バブリングという団体の存在意義をバーという形で体現すべく本年は一層サービス向上に精進してまいります。
さて最近、というか1月8日の新年一発目営業もそうだったのですが、お店にいらっしゃる常連の方に「あー、新しい方はいったんですね!」と言っていただく事が多くなりました。
そうなんです。実は昨年末頃から新しいバースタッフが増えております。これまでは代表のあみや、バー事業のリーダーゆうじが立つことが多かったのですが、新メンバーの加入によりフレッシュさが増しました!
男女ともに増員し、また平均年齢も若くなりました笑(もちろん二人はこれからもバーにちょくちょく立つ予定ですのであみや、ゆうじファンの方はご安心ください!)
新たな目標と新たなスタッフで毎週日曜日バブルバーにてお待ちしております。
今年もどうぞご贔屓に。よろしくお願いします!m(__)m -
2016年12月31日の営業日誌
2016年 ありがとうございました。本年もまもなく終わろうとしています。今年は延べ800名を超えるお客様にご来店いただきました。
自分のマイノリティ性に生きづらさを感じて、バブルバーを訪ねくださった方。自分と関わりがなかった世界を初めて知って、寛容に興味を持っていただいた方。僕たちの活動を応援して顔を出してくださった方。
今年もバブルバーはたくさんの方々に支えられた一年でした。バブリングスタッフ一同、心より感謝を申し上げます。ありがとうございました。
先月から、より深く話ができる空間でありたいという思いを込めて、バブルバーを"思いがけず世界が深まるバー"と謳って営業しています。
その思いを元に、来年はご来店いただいた方がより安心安全と思えるような、居心地の良い空間にしていきたいと思います。
2017年もよろしくお願い申し上げます。